写真学科1年生が『写真集制作』に取り組みました。
写真学科1年生の前期課題『写真集制作』
今年の写真学科1年生の前期課題は『写真集制作』。
1年前期の集大成となる課題です。
学生一人ひとりが自分自身でテーマを決めて写真集を制作。表紙デザイン・大きさ・編集(構成)も学生が自由に考えて制作します。
制作期間は夏休みから9月下旬まで。
夏休み中に撮影を完了し、夏休み明けからデータ修正・プリント・編集・製本という流れで写真集を制作していきました。
制作風景 ※クリックすると拡大します
写真集制作の課題は、2年間の課題の中でも1、2を争う大変な課題
写真学科顧問の佐藤先生のお話によると、この写真集制作の課題は、2年間の課題の中でも1、2を争う大変な課題だと言います。
30ページ以上の写真を撮影し構成すること、そして、最後の製本作業(手作業)が特に大変で「次回からは製本の方法を変えていく必要があるかと感じました」とも佐藤先生は仰っていました。
撮影はもちろん、データ修正、プリント、編集、製本。写真集が完成するまで苦労した学生さんは多かったようです。
ただ、大変な思いをたくさんした分、写真集が完成した時には大きな達成感と満足感を得ることができたのではないでしょうか。
写真集制作に取り組んだ写真学科1年生のみなさん
写真学科写真専攻1年生
猿ケ澤 美羽 さん (青森中央高校出身)
写真集制作を終えての感想
企画書作りの時に、もっとしっかりテーマ等を決めた方が良いと思いました。
それも含め、色々大変だったことはありましたが、時間をかけて作ったのはとても良い経験だった気がします。そして、少しずつでも2冊目を作っていきたいです。
写真学科写真専攻1年生
後藤 雅史 くん (おといねっぷ美術工芸高校出身)
写真集制作を終えての感想
写真集の内容を考え、いかにシンプルに表現できるかを突き詰めたことが大変でした。また、普段何気なく撮っている写真がどれだけ無意識に撮っていたかということにも気づくことができました。
企画・撮影・製本どれをやるにも根気がいるので、良い苦労ができました!
写真学科写真専攻1年生
佐藤 碧 さん (札幌新川高校出身)
写真集制作を終えての感想
表紙の大きさ作りや、厚紙のサイズなど細かなところは苦戦しました。
写真集を作るにあたってテーマ決めはもちろん、中身もしっかり構成し練らないと、写真の量が足りない、天気が合わないとなってしまうので計画性が大切だと思いました。
写真学科写真専攻1年生
大塚 遼介くん (北海道栗山高校出身)
写真集制作を終えての感想
自分はポートレートだったのでモデルの方との予定を合わせるのと製本作業が大変でした。
改めて気づいたことは、思ってたより大変だったけれど出来上がった時の達成感はすごかったです。
写真学科写真専攻1年生
渡辺 華練 さん (千歳北陽高校出身)
写真集制作を終えての感想
動物は人間のように言葉が通じないので、言葉で指示ができず、常にカメラを準備しといてシャッターチャンスを逃さないようにしてないといけないのだと思いました。
今回被写体にしたのが家で飼っている犬だったので、一生の思い出になるような写真集が出来上がってとても満足しているし、何よりも家族が喜んでくれたのが嬉しかったです。
写真学科写真専攻1年生
東海林 優哉 さん (網走南ヶ丘高校出身)
写真集制作を終えての感想
製本にはとても苦労しました。寸法を計算して型から作っていくような完全手製本でしたので、細かい部分で何度も修正をかけながらの作業でした。
完成した写真集を初めて開いた時の喜びは大きかったです。中身の撮影期間も含めれば一ヶ月弱かかって完成したものですから、その感動は一入でした。
写真学科1年生のみなさん、写真集の制作、本当にお疲れ様でした。
今回の写真集制作で得た経験を必ず将来に活かしてくださいね。