SVA音響学科2年生の集大成のライブである、『卒業ライブ』。
先日2日間の日程で、学内の本格ホール“大通公園ホール”で開催され、
大きな感動を生みながら成功のうちに無事終了!
そして、今回も音響学科1年生がそれぞれの出演アーティストのライブレビューをおこないました!
ライブの雰囲気、感じてください!
DAY1
①草太
②Romi
2組目はRomi。今までライブからRomiはしっとりとした曲を歌い上げるイメージがあるアーティストだったが今回のライブではまた違う一面を見せた。初のバンドを引き連れてのステージで1曲目のRainでは今までの印象とは全く別のROCKサウンドの曲を披露した。バンドの演奏も加わりいつもより力強い声がフロアに響き渡った。(音楽ビジネス専攻 三角 璃久)
③Rin。
アコースティックギターを抱えて登場したRin。さんは、まず初めに「想い出」を披露。何とギターは初挑戦、今日のために猛練習したそう。続いて、高校時代の学級通信に出てきた言葉を集めて歌詞を作り上げた「あすなろ」をポップに歌い上げる。そして最後に選んだ曲は1年生の時、初めての定期ライブで一曲目に披露したという「こいもよう」。楽曲によって様々な表情を見せるRin。さん。最後の定期ライブは、やり切った!という幸福感溢れるステージとなった。(音楽ビジネス専攻 城下 夏淑)
④tamtam
『いつもの自分から殻を破ります!』そうパンフレットに記したVo.のtamtamさん。その宣言通り、一曲目「自己泥酔で歌いたい」では、ダンサンブルな楽曲に乗せて、いつもより広いステージを存分に使った、ダイナミックなパフォーマンスで観客を驚かせる。その後、勢いもそのままに「lovers」を披露。メンバーの楽しげなコーラスも加わり、会場は一気に華やかに!「あー気持ちいい!」と、こちらも満足感に満ちた表情でステージを後にした。(音楽ビジネス専攻 城下 夏淑)
⑤アオリンゴ
今回の卒業ライブは、ヴォーカルとギターのいつものアコースティック形態でライブを行ったアオリンゴ。サビにかけて曲の世界観が『うわっ』と広がって行く「泡沫(うたかた)」。踏切の音からスタートして会場の雰囲気をガラッと変えた「踏切(ふみきり)」。結成して1番最初に作った曲「シェリー」は、メロウな曲調で、 心地よい歌声に包まれ会場の空気が一気に和らいでる中、演奏が終了した。どのライブでも自分たちらしさを大切に、堂々且つ新鮮で勢いのあるライブをしてくれたアオリンゴ。これからも歌い出しから、バシッとお客さんの心を掴むようなナンバーを、たくさん世に届けていってほしい。(音楽ビジネス専攻 菅原 実来)
⑥ EXOTIC
続いて登場したのは中国出身であるvo.黄 ムカさん率いる5人組バンド「EXOTIC(エキゾチック)」の皆さん。
演奏中はバンドの音に負けない力強い歌声を披露。
MCでは恒例となっている中国語講座。そちらはメンバー本人が自分の名前を中国語で自己紹介するという音楽と共に中国語を学べるというお得さを魅せつけた国際共同バンドであった。(総合音楽専攻 高畠 由紀)
⑦Deities
“見ればわかりました。”私が伝えたい言葉を素直に表すならばこの一言に尽きます。7月に開催された1年生2年生合同ライブ以来2回目の出演となるDeities。今回はゲストに普段はアオリンゴのヴォーカルを務めているyukimiさんを迎え絵里菜さんとのツインヴォーカルで圧巻のステージを披露して下さいました。ガンガン頭を振り回し、地響きするようなデスボイス、普段のお二人の女性らしいしなやかな歌声からは想像のつかない、ブラックな雰囲気が癖になる良い意味で怖い、そして1日目のトリに相応しいスペシャルなバンドでした。歌詞はわからないかもしれないけれど叫んでいれば伝わることもある。そんなDeitiesの皆さんが私たちに残した言葉は”見ればわかる。”(総合音楽専攻 松井 奈々子)
DAY2
①Yellow
続いてうららさんのナレーションで意気揚々と登場したのは、メンバー全員が黄色い衣装を身に纏ったYellow。ピカチュウ姿の石川さんを横目に”ポケモンゲットだぜ!”とうららさんが高らかに叫んでライブがスタート。1曲目に「めざせポケモンマスター」。曲の終盤でメンバー全員が寝てしまうというお茶目なシーンがあった「ふわふわ時間」。2年間共に過ごした仲間達に向けて歌われた「マジで感謝!」。ライブ中、自分たちはもちろんお客さんの笑顔も絶対に絶やすことのない彼らには、やっぱり黄色がぴったりだ。卒業ライブが終わろうとも、Yellow6人の旅は今日も続く。続くったら続く。(音楽ビジネス専攻 菅原 実来)
②sytfeL
2組目に登場したのはsytfeLのお二人。過去の学内ライブで幾度となくお二人のステージをスタッフ目線かつお客さん目線で見てきましたが、学内最後のライブステージをお客さん目線のみでsytfeLのパフォーマンスを見ることが出来て本当に良かったと思いました。二人の息の合った安定したコンビネーションは聴く者に癒しを与え、ニコラスさんのしっとりと落ち着いた歌声で歌詞がすっと体に入り込み、それを和輝さんの優しくも力強いギターで奏でていきます。左手でマイクを持ち気持ちを込めて歌うニコラスさんと左手でギターを奏でsytfeLを支える和輝さん。この二人をもう学内で見ることが出来なくなる事への寂しさと、ドンと真正面から魅せつけられた格好良さが入り混じり、何とも言えないアンニュイな空気漂う心地の良い時間でした。私の個人の意見にはなりますが、今まで見てきたsytfeLのステージの中で一番格好良かったです。(総合音楽専攻 松井 奈々子)
③Fragment
卒業ライブにして面白いものが出てきたなと思わせるのがFragmentでした。それぞれに熱いものを感じ、ヴォーカル黄ムカさんの国境を超えるロックな歌声、ギター工藤さんの力漲るパフォーマンス、ドラムの蓑野さんの確かな演奏技術と今回はヴォーカルにも挑戦し、新しい一面が見えました。ムカさん曰く”こんなに歌がうまいドラマーはいないでしょ”とのこと。確かに、どうして今まで歌ってこなかったのだろうかと思わされる歌声でした。ステージ下にはムカさんの応援に駆け付けた親衛隊の皆さんが手製の応援グッズを片手にFragmentのステージに酔いしれていました。音楽は国境を超えると数々の場で耳にする事は多いかと思いますが、それを目で耳で感じることのできる瞬間でした。(総合音楽専攻 松井 奈々子)
④Poisonous mandarin orange
続いて登場したのは、Poisonous mandarin orange。1曲目に「恋をしたのは」、2曲目に「KissHug」と、共にaikoさんのカバーを披露。”SVAのaiko”としても名高い石川さん。伸びやかで広く透き通る高音が、会場にいるお客さんを一瞬にして虜に!そして実は仲良しだという3人。今回がベース初挑戦だという辻さん、そしてボーカルの石川さんを支えるかのように心地よいギターを鳴らす和輝さん。そんな3人が奏でる音楽からは初めてとは思えない安定感と、幸せが溢れ出し、観客全員を笑顔にさせてくれた。(音楽ビジネス専攻 菅原 実来)
⑤LooCea
続いて登場したのは結成5年のアコースティックユニットであるLooCea。
繊細でなおかつ儚い歌声と柔らかさを感じさせるアコースティックギターの音色。
さらに、MCでは「これ以上話すと泣いてしまう」という切なさを感じさせる一言。
その二つが重なり合うことによって生み出された空間はとても暖かさを感じることが出来るものであった。(総合音楽専攻 高畠 由紀)
⑥絵里奈
最後に登場したのは、4人組のバンド。絵里奈さん。
演奏した曲は、1曲であるが差し迫る迫力に照明も赤で彩られ彼女らメンバーを輝かせ来場者を魅了してみせた。終わってしまうのが勿体ないと思わず思ってしまうのが勿体ないと思ってしまう、出演バンドの中でも印象に残るまさしく卒業ライブのトリにふさわしいバンドであるように思えた。(総合音楽専攻 高畠 由紀)
最後のバンドが終わり、ライブも終了、、、の前に超スーパースペシャルエンディングが!!
この日のために音響学科2年生が全員で曲作りに参加した、特別な想いの曲を全員で歌い、演奏しました!!感謝の気持ちを丁寧に音楽に込めて披露された楽曲は、感動のフィナーレを迎えてライブは終了しました。
2年生のみなさん、またこのライブに携わったスタッフのみなさん、お疲れ様でした!
そして会場に来ていただいた、お客様の皆さま!本当にありがとうございました!
さて、次回のライブは2018年2月1・2日(木・金)におこなわれる、1年生の定期ライブ!
ご来場、お待ちしています!!