SVA LIVE NEWS : 専門学校 札幌ビジュアルアーツ

2年生になって初の定期ライブ、全出演者のライブレビュー公開! 

SVA音響学科2年生に進級してはじめての定期ライブが
2日間の日程で、学内のライブホール“メディアホール”で開催されました!
この1年間で磨いてきたスキルを披露しました。
出演全17アーティストのライブレビューで、ライブの雰囲気、感じてください!
まずは一日目から!

DAY1

① シルムアインズ

 新入生歓迎ライブ1日目のトップバッターはシルムアインズ。1年生のミュージシャン学科や音響学科のたくさんの生徒が楽しみにして来たこのライブ。もちろん2年生のライブを見るのはこれが初めてである新入生、会場にはドキドキとワクワクの空気が流れていた。その中登場したシルムアインズ、ギターのノイズから始まったステージはさすが2年生という圧巻のパフォーマンスを見せてくれた。会場は盛り上がりをみせ、新入生歓迎ライブが幕開けした。(音楽ビジネス専攻2年 三角璃玖)

② Spareribs

 白い衣装に身を包んで登場したspareribs。キレのあるギターのカッティングが印象的なオリジナル曲「もやもや」では、恋愛のすれ違いを、感情的な「ごめんね」というフレーズにぶつけて歌った。続く2曲目に選んだのはSEKAI NO OWARIの代表曲「幻の命」。一曲目とは対照的に、歌詞の一つ一つを拾い上げていくように歌い上げ、一気に会場の空気を支配した。曲中のわずかな静寂までもを聴き入るような観客の後ろ姿が印象的だった。(音楽ビジネス専攻2年 城下夏淑)

③ Iris

 初のバンドセットでの演奏となったIris。一曲目「丸の内サディスティック」では翳りのあるヴォーカルとグルーヴィーな演奏、アダルトな照明が三位一体となって観客を盛り上げた。Vo.田口さんの「2年間のうちに、たくさん音楽を楽しんで欲しい」というMCに続いて披露されたのは、オリジナル曲「Peaceful song」。客席に微笑みかけるように歌う田口さんの姿と、日々の暮らしに幸せを見出す、歌詞の主人公の様子が重なり、会場を穏やかな空気で包み込んだ。(音楽ビジネス専攻2年 城下夏淑)

④ だてめがね

 バレンタインライブ以来、2度目の出演となった、だてめがね。今回は高橋優さん「明日はきっといい日になる」をカバーした。真摯に演奏と向き合い、楽曲の世界観とリンクしたパフォーマンス。明るく、優しい歌声が楽曲によく合っていた。始めのMCでは「今回のライブ、弾き語りは自分だけだから…」と寂しそうにこぼしていたが、持ち前のふんわりとした雰囲気で観客の緊張を解き、会場には暖かな雰囲気が流れるひとときとなった。(音楽ビジネス専攻2年 城下夏淑)

⑤ Chat Noir


続いて登場したのは、“Chat Noir”。1つ1つのライブで、確実にステップアップしているのを目で見て、耳で聞いて感じられるのは彼らの強みだ。1曲目はオリジナル曲の、「透明」。キャッチーで疾走感のあるオリジナルに、一気に虜になった人も多かったのではないだろうか。2曲目は、「ELLEGARDEN」の「Funny Bunny」。彼のずるいところは、自分の声に合う歌を分かっているところ。良い意味で少し癖のある声を武器に、これからも頑張っていってほしい。(音楽ビジネス専攻2年 菅原実来)

⑥ 伊東友梨奈

 1曲目は、「Aimer」の「カタオモイ」。キーボードの繊細な演奏にあわせて、しっとり且つ軽快に歌い上げる伊東さん。1つ1つの言葉の種が、口から出て床に落ちては、パッと次々に花咲いていくようだった。2曲目は、オリジナル曲の「(P)assion」。彼女の武器である、どこまでも広がっていくような伸びのある歌声で、会場全体を魅了した。(音楽ビジネス専攻2年 菅原実来)

⑦ コンガリー

 男女混合4ピースバンドコンガリー。土生友梨奈さんの透き通るような歌声が魅力のこのバンド。今回の新入生歓迎ライブでは1曲目にYUIの「CHE.R.RY」を演奏してくれた。この曲もボーカルの土生さんの歌声にしっかり合う曲で会場は落ち着いた穏やかな空間になった。2曲目に演奏してくれたのはオリジナル曲の「パッチンネクタイ」。今の自分のことを歌ったであろう曲で”大学に進んだ友達はカラオケオールしているでも私たちは今年就活”と言う歌詞が同い年の心を掴む歌詞になっている。コンガリーの作る曲は歌詞が面白い曲が多くこれからもコンガリーの作る曲に注目だ。(音楽ビジネス専攻2年 三角璃玖)

⑧ ぴこぴこはんまー

 毎回、独自性の高いライブを展開してくれる、ぴこぴこはんまー。1曲目は「大切な人、場所、思い出を忘れたくない」という真摯な思いを込めたオリジナル曲「No forget」。一人ひとりに聴かせるように、しっとりと、誠実に歌い上げた。続いて演奏したのは、「人間は未完成だからこそ素晴らしい」というメッセージが印象的なONE OK ROCK「未完成交響曲」。憧れのバンドに対する壮大なリスペクトと、何よりも音楽の力を信じ、純粋な音を鳴らす姿は、観客の心に刻み付けられたことだろう。(音楽ビジネス専攻2年 城下夏淑)

⑨ sacrö

 新入生歓迎ライブ1日目のトリを務めたのは男女今後4ピースバンドsacro。今回のライブで最も特徴的だったのはギターの荒井豪介くんがMCを務めたことだ。初めてのMCであったため初々しさはあったが、なかなか見られることのない荒井くんのMCに会場は笑いに包まれた。最後はあいみょんの「愛を伝えたいだとか」のカバーをし、会場をムーディーな雰囲気にしてしっかりと締めてくれ、1日目の新入生歓迎ライブは幕を閉じた。(音楽ビジネス専攻2年 三角璃玖)

~DAY2につづく~