学内ライブホール”メディアホール”で開催された
SVA音響学科2年生の定期ライブ。
ライブレビューで、ライブの雰囲気、感じてください!
今回は二日目、8アーティストのライブレビューです!
DAY2
① Gypsophila
2日目のトップバッターを彩ってくれたのは、定期ライブ初出演となった“Gypsophila”。誰もが耳にしたことのある「大塚愛」の「ユメクイ」でスタート。彼女の儚げな声を支えるかのように、どしっと構えた楽器陣が印象的だった。2曲目は、「阿部真央」の、「Believe in yourself」。ライブ前には、「緊張してるんだよね…」なんて吐露していた場面もあった彼女だが、本番では緊張など物ともせず、トップバッターにふさわしい、爽快感のあるライブパフォーマンスをしてくれた。(音楽ビジネス専攻2年 菅原実来)
② ぴこぴこはんまーwith伊東友梨奈
私たち19期生では、初のアーティスト同士のコラボとなった、“ぴこぴこはんまーwith伊東友梨奈”。演奏が始まったかと思いきや、早速手拍子を煽る、盛り上げ上手な藤本君に、会場も大盛り上がり。1曲目は、オリジナル曲の「UNLIMITED RULEBOOK」。2曲目は、「ホッチキス」。2人ならではの掛け合いや、ハーモニーに勢いを感じるライブとなった。(音楽ビジネス専攻2年 菅原実来)
③ ニュータイムズ
新入生歓迎ライブ2日目の3組目に登場したのはニュータイムズ。ボーカルギター笠原凌とキーボード岩渕恒汰からなる2人組アコースティックユニットである。今回は1曲目にaikoさんの楽曲「カブトムシ」のアコースティックアレンジを披露してくれた。聞き馴染みのあるこの楽曲がキーボードとアコースティックギターでアレンジされ、さらに男性が歌うということで新鮮な聞き心地であった。2曲目に披露してくれたオリジナル曲「ニューワールド」も爽やかな2人の魅力が伝わる楽曲になっていた。今後もニュータイムズの新しい楽曲に注目だ。(音楽ビジネス専攻2年 三角璃玖)
④ 矢澤あゆみ
昨年の夏ごろからソロとしての活動を始めた矢澤あゆみさん。今回もゲストキーボードとして端先生を招いてのステージ。なんといっても彼女の魅力は一気に会場を不思議な独特の世界に持っていくところである。このライブで披露してくれたオリジナル曲の「スピカ」「日照雨」はどちらもオリジナルとは思えぬクオリティーで会場を驚かせた。中には涙を流しながら楽曲を聴いているお客さんも見られた。そのくらい見るものを魅力する彼女のステージを一度目の当たりにしてほしい。(音楽ビジネス専攻2年 三角璃玖)
⑤ きゃふぁらーむ
女性ボーカル6人からなるゴスペルグループきゃふぁらーむ。今回も皆が知っているの楽曲をゴスペルアレンジで聞かせてくれた。まず披露してくれたのは「あなたのキスを数えましょう」他のバンドやユニットなどとは違う雰囲気のステージに見ている観客は釘付けであった。2曲目に披露してくれたのは「story」。最近ではドラマの楽曲になり再び注目度が高くなっている楽曲である。誰もが1度は耳にしたことがあるこの曲でもきゃふぁらーむが歌うときゃふぁらーむの曲であるかのようになる、そんな彼女たちの6人の魅力を改めて認識できるライブであった。(音楽ビジネス専攻2年 三角璃玖)
⑥ Empty House
ロックバンド、SHANKの曲に合わせて登場した彼ら。一曲目に披露した「今」はバンド初となるオリジナルナンバー。わずか2分足らずで駆け抜けていく楽曲に、「目を逸らさず進めよ」というシンプルなメッセージが乗っかり、「ここから始まるぞ!」という勢いを感じさせられた。その後もSHANKの「Mighty Clash」、My Hair is Badの「運命」と立て続けに演奏していく。いずれも疾走感と勢いに溢れたナンバーで、これからこのバンドを続けていくことの覚悟を見せ付けられたようなライブだった。(音楽ビジネス専攻2年 城下夏淑)
⑦ ボカロバンド
今回のライブが初ライブとなった彼らだが、登場時からなぜか貫禄を感じられたのが不思議でたまらない。1曲目は、「GUMI」の「月陽‐ツキアカリ‐」。2曲目は、「Neru」の「東京テディベア」。女の子たちからの、黄色い歓声も多く、観客の盛り上がりも上々。2曲目の「東京テディベア」では、
演奏陣はステージだけに留まらず、客席に飛び降り演奏する場面も。ライブ会場を自分たちのものにし、パフォーマンスする姿に観客は圧倒。次回のライブにも期待したい。(音楽ビジネス専攻2年 菅原実来)
⑧ とわぼ
2日間にわたって開催された定期ライブの大トリを飾ってくれたのは、初のバンド体制での出演となった“とわぼ”。彼のバンドセットでのライブを心待ちにしていた方も、少なくないのではないだろうか。ライブでは、前のライブでも何度か披露したことのある、「ゴムボール・メテオライト」、「ユーレイ」と、オリジナル曲を2曲披露した。彼の歌は、まるで“聞く小説”のよう。紡いだ言葉が積み重なって、1ページ1ページ本が開かれていく様子が目に浮かぶ。次のライブがどのような体制で行われるかはまだ分からないが、彼らの物語を1つずつ紡いでいってほしい。(音楽ビジネス専攻2年 菅原実来)
以上、2日間の日程でおこなわれた2年生の定期ライブレビューでした!
次回ライブは新入生初の定期ライブが7月に開催!ぜひご覧に来て下さい!