1年生初の定期ライブ、DAY1出演者のライブレビュー公開! 

SVA音響学科1年生がメインとなり、2年生がサポートするかたちでおこなった
1・2年の合同定期ライブが
2日間の日程で、学内のライブホール“メディアホール”にて開催
1年生にとっては、はじめてのことだらけでしたが、
いまできることすべてをこのステージで披露しました

まずは1日目の出演全12アーティストのライブレビューで、
ライブの雰囲気、感じてください!!

DAY1

① アイス地獄

 1.2年生合同LIVE「cross over」1日目のトップバッターは1年生5人組バンド、“アイス地獄”。1年生は入学してから初めてのライブ。緊張した空気の中、幕が降り、登場した5人は一気に会場の空気を吹き飛ばした。テンポのいい曲で会場を盛り上げることで、一体感が生まれ、合同LIVEは始まった。(総合音楽専攻1年 小山内昂平)

② AshiAto

 2組目のアーティストは3人組バンド、”AshiAto”。1曲目は、チャットモンチーの「Last Love Letter」を披露。ボーカル平尾さんのかわいらしくもどこか切ない声で歌い上げた。平尾さんはチャットモンチーが好きで、今年、解散をしたことをとても残念だと言っていた。2曲目はSHISHAMOの「君と夏フェス」。MCでは、「今年は好きな人とフェスに行きたい」と照れくさそうに話す平尾さん。その想いがすごく伝わる迫力のあるステージだった。(総合音楽専攻1年 小山内昂平)

③ニュータイムズ

 2年生のトップバッターを飾ってくれたのは、”ニュータイムズ”。笠原くん(Vo.)が尊敬してやまない、「スキマスイッチ」の「雫」では、今までのライブでは披露されなかった、岩淵くん(Key.)のコーラスも加わり、パフォーマンスにより厚みが。2曲目は、オリジナル曲の「スカイライジングダンス」。夏らしい軽快なメロディーに、前向きな歌詞が乗っかり、”THE爽快感”な夏曲に。MCでは「1年生の演奏のクオリティが凄すぎて、僕が見習うべきだ…」、なんて吐露していた場面もあったが、彼らは1つ1つのライブを踏み台にし、確実にステップアップしている。そんな彼らの今後の活動に、乞うご期待!(音楽ビジネス専攻2年 菅原実来)

④AYUMI×とわぼ

 19期生初の男女ユニットとなった、”AYUMI×とわぼ”。静まり返る会場に繊細なアルペジオの音だけが響いて始まったのは、「DAOKO×米津玄師」の「打ち上げ花火」。緊張感のある中始まったこの曲も、矢澤さんの歌声が聞こえると会場の緊張感も一気に和らぐ。サビでは、2人の儚げな声がぴったりと重なる。打ち上げ花火という題名のこの曲だが、彼らの歌声も相まって、もっと儚くて脆い、線香花火が落ちて行ってしまうような情景が目の前に浮かんだ。続いて披露したのは、オリジナル曲の「水彩」。夏の海の淡い色が目に浮かぶような矢澤さんの歌詞と、その歌詞を引き立たせるかのような、飾らない優しいメロディーに、思わず心を奪われた。2人の落ち着いた歌声と、爽やかなメロディに、会場は一気に涼やかにしてくれた。(音楽ビジネス専攻2年 菅原実来)

⑤ GOAT

 5組目のアーティストは4人組バンド、”GOAT”。なんと、1年生ながら2曲ともオリジナル曲という実力派バンド。1曲目は「部屋と陽炎」。幻想的な雰囲気のバラードで夏の夜に聴きたくなる一曲だ。2曲目は「Hey Way?」。1曲目とは対象的でみんなで盛り上がれるアップテンポ調。全員、息のあったパフォーマンスで会場を一気に盛り上げてくれた。(総合音楽専攻1年 小山内昂平)

⑥ Exit Cooktail

 6組目のアーティストは1年生の櫻庭くんと有城さんのツインボーカルとなる5人組バンド、”Exit Cooktail”。1曲目に披露されたのはNeruの「アブストラクト・ナンセンス」。二人の歌声が美しく会場に響き渡った。2曲目もNeruの「脱法ロック」を披露。アップテンポの曲で会場全体がさらに盛り上がった。(総合音楽専攻1年 小山内昂平)

⑦ アニソンバンド

 一日目もちょうど中盤に差し掛かってきた所で登場したのは、9人編成(!)の”アニソンバンド”。一曲目「My Dearest」では、キーボード二台によるユニゾンやギターソロなどの聴かせ所もありつつ、大所帯ならではな音の厚みでドラマチックな楽曲を奏でた。続く二曲目「トコハナ」は、ヴォーカルとコーラスによる神秘的な輪唱から一転し、へヴィなロックサウンドを展開した。定期ライブの新たな名物バンド的存在として、今後も盛り上げていってほしい。(音楽ビジネス専攻2年 城下夏淑)

⑧ボカロバンド

 つづいて登場したのは、”ボカロバンド”。前回の定期ライブでは1番の盛り上がり、といっても過言ではないほどの盛り上がりを見せた彼らだったので、今回のライブも楽しみにしている人が多かったのではないだろうか。観客の期待値も上々のまま、「みきとP」の「ロキ」がスタート。この曲では、菅原くん(Vo.)だけではなく、塚田くん(Gt.)や、山崎くん(Ba.)もコーラスで参加し、アップテンポな曲調の中で繰り広げられる、3人の掛け合いがとても印象的だった。2曲目は、「DECO*27」の「ゴーストルール」。普段の菅原くんからは想像もできないようなシャウトが飛び出し、観客もびっくり!彼のマルチな才能に驚かされたライブであった。(音楽ビジネス専攻2年 菅原実来)

⑨伊藤友梨奈

 今回の定期ライブで、たった一人のソロアーティスト、”伊藤友梨奈”。ステージに堂々と立って、高らかに歌う彼女の姿は、とても清々しい。一曲目は「ハムスター」。MCでは飼っていたハムスターとの思い出話も飛び出し、思わずジンとさせられてしまった。2曲目は「最後の嘘」。3曲目は「shine」。端先生の、繊細かつ軽やかなメロディに、伊藤さんの力強い歌声が響く。3曲とも全てオリジナル曲のライブとなった。10分という、短い持ち時間の中に、楽曲を3曲盛り込む、彼女のライブ作りには、お客さんを楽しませようと言う真っ直ぐな気持ちを強く感じる。彼女の今後の活動も、要チェック!(音楽ビジネス専攻2年 菅原実来)

⑩ okuhira

 10組目のアーティストは1年生、平尾さんと奥本さんからなる2人組ユニット、”okuhira”。1曲目に披露した阿部真央の「貴方の恋人になりたいのです」。美しいギターの音色と心に透き通る歌声。女性の片想いの時の切なさが伝わるパフォーマンスだった。2曲目はBENIの「永遠」を披露。しっとりと大人の愛を歌い上げ、会場をゆったりとしたいいムードになった。(総合音楽専攻1年 小山内昂平)

⑪ Empty House

 「札幌のEmpty Houseです!」と高らかに声をあげ、スタートした彼らのライブ。一曲目は、前回の新入生歓迎ライブで初披露となった「今」。疾走感たっぷりの楽曲で、一日目の終盤を盛り上げていく。続けてソリッドなギターサウンドが印象的な「meaning」、スローテンポな全編英詞ナンバー「フルドライブ」は、少し乾きのある歌声と、絡みつくようなベースラインが耳に残り、バンドの新しい一面を見せた楽曲となった。常に真っ直ぐに進み続ける彼らの、次の動向を見逃すな!(音楽ビジネス専攻2年 城下夏淑)

⑫コンガリー

 1日目のトリを飾ってくれたのは、皆さんお馴染み”コンガリー“。定期ライブも5回目となり、毎回のライブでコンガリーを楽しみにしている人たちも少なくないのではないだろうか。1曲目は、「ラブレター」。「あれ?これって恋愛映画の主題歌だっけ?」と、思わず勘違いしてしまいそうな、”THEキャッチー”なこの曲。そんな曲を作れるのも彼女達ならでは。2曲目は、新曲「夏」。「浴衣姿の君を誰にも見せたくない」なんて、素直に可愛く歌えるのは彼女の、純真さに心を奪われる。季節感満載の爽やかな演奏と、清涼感のある歌声で、定期ライブを夏一色に染め上げてくれた。ポップでキュートな彼女達に乞うご期待!(音楽ビジネス専攻2年 菅原実来)

いかがでしたか!?
この続きのレビューDAY2は、後日公開します!
お楽しみに!

なお、次回定期ライブは9月22日(土)に開催決定!!
学園合同の学園祭の中で、音響学科1年生が熱いライブステージを繰り広げます
音楽好きの皆さん!ぜひご来場ください