「月光グリーン」ベーシスト シンイチさん スペシャルインタビュー!

「月光グリーン」ベーシスト
シンイチさん スペシャルインタビュー!

バンド「月光グリーン」のメンバー、またシンガー・綾野ましろさんを始めとする様々なミュージシャンのサポートバンドでも活躍する、ベーシスト・シンイチさん。
ここでは、SVAの卒業生でもあるシンイチさんのスぺシャルインタビューを公開!在校生の時のお話など、沢山のお話をしていただきました!

現在ベーシストとして活躍しているシンイチさんですが、実は最初に興味を持った楽器はドラムだったと言います。
高校では吹奏楽部で、1年間パーカッションを担当。傍らでギターを独学で学び始める内、転機が訪れたのは高校二年生のときでした。部活にウッドベースがやってきたのです。

弦楽器を触りたかったシンイチさんは自ら「やりたい」と立候補。ドラムを学んでいたときに得たリズム譜の読み方、そしてギターを触っていたときに身に着けたコードの概念、この二つが活きるベースは自分に向いていた事から、シンイチさんのベーシストとしての道が始まっていきました。

高校までは釧路に在住していたシンイチさん。当時は札幌の中心に建っている、唯一の音楽系の専門学校であり、また憧れの先輩バンドを輩出した場所であるといった点に惹かれ、なんと一度も体験入学を受けることなくSVAに入学を決めました。

SVAに入るまではバンド経験がなく、1年生の9月に行われた定期ライブがシンイチさんにとって初のライブでした。初ライブで披露した楽曲は自作のものも含め、すべてオリジナル曲。シンイチさんに初ライブのステージからの眺めについて伺うと、「照明が眩しくて客席が見えない。という話をよく聞いてたが、緊張のあまり、逆にお客さんが見えていた!(笑)」と、非常に印象に残る初ライブだったようです。

そんなシンイチさんですが、現在はSVAのベースレッスン講師としてと関わって下さっており、本校の生徒は「1年生も2年生も、みんな意思があってとてもしっかり者」。また「これからは学内ライブはもちろん、積極的に外のライブハウスにも出向いて、学校で演奏する時との空気の違いを感じ取ったり、ライブハウスのスタッフさんに自分の口で要求をきちんと伝えることで、どんどんバンドのレベルを上げていって欲しい」と更なる成長を期待しレッスンに熱を入れていただいております。

ロックバンド「月光グリーン」としての活動についても伺うと、今年は自分たち発信のイベント企画や、ワンマンライブのひとつひとつを充実した内容に出来るよう、時間をかけて構成するようにしているとのこと。今後もファンを楽しませられるよう、色々な側面を見せていくそうです。

また、並行して行っているサポートベーシストの活動についても「これからも、自分みたいな若いお兄ちゃんでも、こんなことが出来るんだよ、という所を見せて、札幌のバンドマンが今よりももっと活動しやすくなれるようなきっかけを作れたら」という展望を語ってくださいました。

最後に、進路で悩んでいる高校生に向けて、メッセージを頂きました。
「まず、音楽が好きだ、という同じ意識を持った人たちがこれだけたくさん集まることはなかなかありません。
そして授業やカリキュラムの充実具合はもちろん、実力のある先生たちのお話をたくさん吸収できる貴重な場所でもあります。
先生たちとは、音楽の話に限らず、人生の話など、なんでも聞いて、どんどん自分に蓄えていってください。
音楽が好きで、些細でも何か目指すものがあるなら、是非札幌ビジュアルアーツへ!」

《月光グリーン》 2003年結成、北海道出身のロックバンド。クリエティブオフィスキューのA-CUE RECORDS所属。クオリティーの高いサウンドと曲の幅広さ、メッセージ性の高い歌詞が魅力的で音楽関係者からも非常に評価が高く、各所から話題を呼んでいる。公式HP

 インタビューのあと、SVAの学内ライブハウス”メディアホール”で
「月光グリーン」スペシャルライブを、熱く熱くおこなってくれました!


シンイチさんはじめ、月光グリーンのみなさん、ありがとうございました!