ビクターエンタテインメントよりメジャーデビューが決定!「The Floor」のスペシャルインタビュー記事を公開‼

 ついに来年メジャーデビュー!そして2018年2月7日(水)にはメジャー 1st full album 『ターミナル』のリリースも決定しているThe Floorが、オープンキャンパスにゲスト来校してくれました!今回は、現在勢いのあるロックバンド、The FloorのVoササキハヤトさんとGtナガタリョウジさんにインタビュー!学生時代の話からバンドの話までたくさんのお話をうかがいました!


ヴォーカルのササキハヤトさん

―どんな学生時代を送っていましたか。
ナガタ「割りと暗めな…相当端っこにいました。野球をずっと小さい頃からやっていて、高校からはバスケを始めたんですけどバンドがしたくてすぐにやめちゃって。軽音部は無かったので友達とバンドを組んで音楽をやっていました。」

ササキ「中学から高校に行く時に引っ越しをして友達が1人もいない状態で高校生活がスタートしたんですけど、そこで高校デビューしたんですよ!頑張って(笑)なんですけど1年間頑張った末、どうにも性に合わなくて、転落人生を送りどんどんナードな方にいってしまいました。でも大学の時は軽音サークルに入っていたのでサークルで気の合う奴らと仲良くやってたって感じですかね。部活は、小学校から高校まではずっとバスケをやっていました。本当は高校ではバトミントン部に入りたかったんですけど、高校のときに最初に仲良くなったやつが奇しくもバスケ部だったんですよ。最初の会話の”何部だったの?”っていう質問に”バスケ部だったよ”って答えてしまって。”ああ!俺もバスケ部だよ!見学行こうよ!”の流れでバスケ部に入部しました。でも結果楽しかったので最高の青春にはなったと思います。」

―音楽をはじめられたきっかけは何ですか。
ササキ「んーなんでしょう。純粋にバンドってものがかっこいいなと思ったのは中学の頃にGreen Dayを聴いたときです。後は普通にBUMP OF CHICKENとかASIAN KUNG-FU GENERATIONとかも流行っていたので聴いていました。高校のときに初めてバンドをやってみたいと思ったのですが、学祭でちょろっとやったくらいで本格的な活動をやったことはありませんでした。そうこうしているうちに大学の時に今のThe Floorの3人と知り合って今があるといった感じですかね。」
ナガタ「僕は小さい頃から親にピアノをやらされていて、音楽が常に身近にあるものでした。なので特に自分から能動的にやったというよりはずっと小さい頃から親しんできたものだったので、やるのが自然でしたね。」


右:ササキハヤトさん 左:ナガタリョウジさん

―始めてRSRのステージにたったときはどうでしたか。
ナガタ「緊張してたのもあるし、すごい不思議でした。他人事みたいな感じで。」
ササキ「始めてあんな1000を超える人の前でライブをして、しかもあの憧れてたライジングサンというステージで、人生で一番緊張しました。半分も人がいなかったらどうしようとかそういうのも考えたけど、ステージに上がったとき予想以上に人がいたり歓声があったので緊張がふっとぶくらい笑っちゃいました。すごい楽しいステージになったので。もう一回立ちたいよね?」
ナガタ「そうね~絶対立ちたいね」

―メジャーデビューにあたって今後対バンしたいバンドってありますか。
ササキ「ん~対バンしたいバンドか~」
ナガタ「ストレイテナー!」
ササキ「そこそうなの?」
ナガタ「そう!ずっとそう俺!合うかなと思って。」
ササキ「俺は絶対バンプって言うと思ってた。」
ナガタ「違う違う!そういうのは違う!一緒にやるとかはだめ!」
ササキ「バンプは対バンするんじゃなくて見ていたいってこと?」
ナガタ「そう、そう見ていたい。」
ササキ「俺は憧れとしてずっとTHE BACK HORNが好きなので、別に系統がどうとかはないんですけど一回真剣にぶつかってみたいなというのはあります。」

<オープンキャンパスに来てくれた高校生の皆さんにもThe Floorに質問してもらいました!>

―フロアの曲の中で1番制作に苦戦した時間がかかった曲ってなんですか
ササキ「痛いとこついてくるね~なんだろう…」
ナガタ「ノンフィクションじゃない?」
ササキ「2nd Mini Album『ウェザー』を作っていたとき、最後の最後までビビッとくるものがなかったんですよ。他の曲とかも作っていた中で、なんかぱっとしなくて悩んでいて。そんな時にナガタが”ノンフィクション”のサビのメロディーをぱっと出してきてようやくアルバムの制作が進んでいきました。こいつはリード曲だな、こいつを基盤に作っていこうって。そこから元々あった曲もそうだし、その流れで新しいこういう曲をいれようかという話にもなったり。”ウィークエンド”という曲ができてきたりして、だから”DRIVE”もめっちゃ大変だったよね?」
ナガタ「死ぬかと思った。」

―あんこはこしあんとつぶあんどっち派ですか?
ササキ「断然こしあん派です!」
ナガタ「どっちでもいい、というよりかはどっちも好き。」
ササキ「それは一体どういう立場においてのあんこですか?」
ナガタ「だんごだとしてもどっちでもいいな~」

―1ヶ月休みがあったら行きたいところはどこですか。
ナガタ「イギリス、北欧!めっちゃあるな~、イギリス、ノルウェー、スウェーデン…」
ササキ「ヨーロッパね!(笑)」
ナガタ「あ~そうそう!サッカーが見たい!」
ササキ「海外旅行もいいけど、1ヶ月だけでも海外って行ったら疲れるじゃん。でも結局はスウェーデンかな。僕、スウェーデンに好きなバンドがいるんです。結構ヨーロッパのインディーロックバンドが好きで、本場に行ってライブを見てみたい気持ちもあります。それか普通に温泉に行きたいです。箱根とか、草津とか。北海道人なんで定山渓しか知らないんですけど(笑)スウェーデンか温泉のどっちかですね。」

―自分たちの強みって何ですか
ナガタ「仲がいい事じゃないですか?」
ササキ「確かに。なんか結構バンドメンバーそれぞれにしかないものって絶対あると思うんですよね。それが結構顕著にでてるバンドかな。後はナガタも言ってたけどやっぱり仲の良さですね。そして純粋にポップであること。俺らはあくまでバンドだしロックなこともやりたいけど、そのなかでもポップである要素を忘れないでいたい部分があって、そういうのが強みなんじゃないかなと思いますね」

―最後に学生のみなさんに一言お願いします。

ナガタ「好きな事がある人は好きな事を絶対やったらいいし、好きな事がない人は別にそれを悲観せずに自然体のままでいたらいいと思います。好きな事が見つかったら好きな事をやればいいし、ないならそのままで。ずっと自然体のままいるのが一番いいかなと思います。そうやって僕も生きてきたんで。」

ササキ「やりたいことをやるっていうのは大事だし、夢に向かうことも大事です。だけど、どうしてもどこかで諦めてしまうことって多いと思うんですよ。無理なんじゃないか、叶わないんじゃないかって。そういう人を僕は何人も見てきたし。でもそういう諦めてしまいそうな時に、もう一歩踏み込んでいくと夢が叶うかもしれないって思うことも多いので、明確な夢が見えてるんだったらその夢に向かえばいいと思います。それこそまだ若い皆さんですので明るく!僕らみたいに枯れてないので(笑)と言いつつも、僕らもまだ夢に向かって歩く立場です。もちろん辛いこともあるし、実際に今めちゃめちゃ辛かったりもするんですけど。でも僕はそれが楽しくてやっているので、いくら辛くてもまだ立ってられるっていうのはあります。本当に楽しいことを見つければ辛くてもできると思うので、そう思える楽しい事、好きな事を学生のうちに見つけられればいいんじゃないかなと思います。」


高校生インタビュアーと在校生と一緒に記念写真をパチリ!

 どんな質問にも明るく、時には真面目に答えてくれたThe Floorのお二人。彼らの目指している姿や、音楽にかける想いがとても伝わってきました。また、このインタビューのあとには、オープンキャンパスの参加者に向けてスペシャルライブを学内のライブハウス”メディアホール”で開催!「ノンフィクション」「リップサービス」そして「Wannabe」の3曲を披露していただきました。

 優しい歌声とメロディアスな楽曲、そして圧倒的な演奏力が会場を包み、参加者も大変盛り上がりました。MC中には、夢を目指して進路を探している高校生にへのメッセージもいただきました!


なお、本番前のリハーサルには音響学科のオープンキャンパス参加者も同席。貴重な体験になったようです!

 The Floorの今後の活躍もとても楽しみですね。The Floorのみなさん、ありがとうございました!

The Floor