専門学校で学んだことは必ず自分が大人になっても活かされるし、財産になってくれると思います。
ロックバンド「モノブライト」のヴォーカルで、作詞・作曲もメインで担当している、ミュージシャンの桃野陽介さん。
桃野さんへのスペシャルインタビューを在校生とオープンキャンパスに参加した高校生でおこないました!そのインタビューを公開!専門学校時代のお話や、プロのミュージシャンを目指す方々へのメッセージも込められた素敵なインタビューとなりました!
自分のやりたいことに対して必要なものを探す、宝探しのような日々を送ってほしいですね!
– プロをめざし始めたときのことを教えてください!
小学五年生のときに「大好きなユニコーンみたいになりたい!」と思ったのがきっかけ。この時点で音楽の道に進むことは決めていました。その流れで、中学からバンド活動をはじめました。
– 専門学校に進学を決めたきっかけは?
最初、自分は東京に行きたかったんですが、親には北海道に残っていてほしいと言われていたので、札幌にある音楽の専門学校の体験入学(オープンキャンパス)で、先生の雰囲気や面白さが印象に残り、札幌で成果を残してから東京に行こうと考えを変えました。
結果的に北海道に残ることにはなったけど、振り返ってみると、高校まで根室で過ごしていたため、根室から札幌に行くのもある意味上京のような気持ちだったかな。
– 専門学校に在学中のことを教えてください!
何よりの思い出はモノブライトのメンバーに会えたことですね!
専攻はヴォーカルでした。どうしてヴォーカル専攻にしたかというと「歌が上手くなりたい」ではなく、「いろいろな声が出せるようになりたい」という好奇心からでした。
レッスンのおかげで、ライブで歌っているときにどこに力が入っているかがわかり、今現在も活かされていると思います。
でも、入学して最初のバンドで、コピー曲を何も考えずに歌ったところ、先生から「器じゃない」と言われてしまったんです!その反骨精神で「絶対プロになってやる!」という思いが芽生えました。
全部「これをやると面白いんじゃないか?」という発想・好奇心で行動しています!
– プロとして心がけていることは何ですか?
『自分の得意なことをどんどん使っていこう』と、これは学生の頃から変わらないんですが、『人と違うことをしよう』ということ。
あと、全部「これをやると面白いんじゃないか?」という発想・好奇心で行動しています。
そして、プロとは、“思いやり”がちゃんとあることだと思うので、相手(リスナー)の気持ちを考えていけば自然と表現・パフォーマンスに繋がって届くようになると思っています。
– 高校生へメッセージをお願いします!
入ってみたら分かる!!(笑)
社会人になると、大人の話を聞く機会がグッと減ってしまう。大人に言われたことをどれだけ自分に消化して吸収できるか、というのは今しかできないこと。
専門学校で学んだことは必ず自分が大人になっても活かされるし、言葉が財産になってくれると思います。
自分のやりたいことに対して必要なものを探す、宝探しのような日々を送ってほしいですね!
左から畠山 航生さん(札幌真栄高校)、桃野さん、城下夏淑さん(音楽ビジネス専攻1年)、椙山 聖叶さん(札幌平岡高校)
インタビューのあと、SVAの学内ライブハウス「メディアホール」でスペシャルライブをおこなってくれました!
最後の曲は高校生や在校生SVAの講師陣も加わり、セッション!スゴイ!
桃野さん、ありがとうございました!またのご来校、お待ちしています!
今年末で活動休止を発表したモノブライトの桃野陽介さん。